西部劇に夢中 |
『かわいい魔女ジニー』について書いた。
いまも某民放局で放映中なので、
このネタはいずれ再登場させるつもりでいる。
だが、相変わらず友人のHが連日自身のブログで
深く、深く掘り下げているから
当分はそちらに譲る。
(実は、その深さには太刀打ちできない~涙)
そこで、
こんな穏やかな日曜日に思い出すのは
1950~60年代、
つまり昭和30年代のアメリカTVドラマのこと。
ちょうどテレビが普及し始める頃と
私たち世代が幼少期だった頃と重なる。
そう考えると、
テレビの影響を受けて育った最初の世代が
私たちではなかったろうか。
それだけに
ドラマで観た登場人物になりきる
“ごっこ”遊びが盛んだった。
私たちの少し上の世代は
幼少期といえば
「チャンバラごっこに夢中」だったなぁ、
と聞いたことがある。
それはテレビというより、
一般的には映画の影響だったのでは
と推測する。
ところが私たちは
テレビの影響が強く、
当時の番組のなかのヒーローに憧れた。
しかし、まだ「戦隊もの」は勿論、「変身もの」さえない。
「ウルトラシリーズ」も、随分経ってからのことだ。
そんな私たちを夢中にさせたのが
「西部劇」のなかの“カーボーイ”たちだった。
『ローハイド』
『ララミー牧場』
『拳銃無宿』
『ライフルマン』
『ローンレンジャー』・・・
挙げたらきりがない。
これらの番組には、その後
大スターとなる役者が多く出演していたというのは
承知のこと。
ひとつひとつ語っていったら
やたら長くなるので控えるが、
いずれも語り出したら止まらない、という
同世代の方が多いはずだ。
特に、友人のHなどは・・・(爆)。
余談だが、
1980年に公開された
ジョン・ランディス監督、
故ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド出演
『ブルース・ブラザーズ(The Blues Brothers)』
の劇中で、
私たち世代には懐かしい
“ローレン、ローレン、ローレン~♪”と
始まる『ローハイド』のテーマ曲が歌われる。
これには、さすがに涙ものだった(笑)。
そして昨年、ジョニー・デップ主演で
『ローンレンジャー(The Lone Ranger)』
のリメイク版映画が登場したが、
こちらは未見なのでわからない。
あの、TVドラマで流行語ともなった
「インディアン、嘘つかない」は
セリフとして生きているのだろうか?
刀よりも、やっぱり
“鉄砲(ピストル)”に憧れた。
まだ、“ガン”などという子どもらは居なかった。
みな、“ピストル”が欲しい、と
誕生日やクリスマスのプレゼントにはねだっていた。
かくゆう私も
当時まだ独身貴族だった叔父にねだって
「保安官セット」という
今風にいえばコスプレのセットを買ってもらった。
それが自慢で
しばらくコスプレ姿のまま
友達を引き連れて川越駅周辺を練り歩いた。
近所のおばさんが
「あ、いいの持ってるね~」と
声をかけてくれるたび
さらに鼻は天高く伸びて、
勢い、それこそ
“ローレン、ローレン、ローレン~♪”と
大声で歌っていたような記憶がある。
本日も、ご来店、ありがとうございました。
店主に代わりまして、お礼申し上げます。
明日も某民放局で『かわいい魔女ジニー』を観たら
「大正館」で店主と懐かしいドラマの話しでも。
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