スパイ |
またしても、
個人的趣味の話で恐縮だが、
店主もまんざら
嫌いな話題でもなさそうなので
堂々と書かせていただく。
G.W.の最中、
友人のM.H.と大正館で会ったとき
私たちの会話に
店主も時々口を挟んできた
60~70年代のテレビドラマの話だ。
あれこれ話したなかで
『スパイ大作戦』、
『0011ナポレオン・ソロ』
などといった
いわゆる「スパイ」ものの話題に。
いずれも1960年代だったろうか。
当時、やたら「スパイ」ものが
流行ったような気がする。
ほかにも
第二次世界大戦が舞台だった
フランス、イギリス、アメリカの
正規兵が特殊任務にあたるとい内容の
『ジェリコ』というのもあった。
(これも好きだったなぁ・・・)
そうそう、「スパイ」ものだが、
こちらは“パロディ”、つまり
コメディとして捉えるべきか?
『それ行けスマート』というのもあった。
多分、ほかにもいろいろあったのだろうが
自分の記憶のなかでは
これくらいしか浮かばない。
で、話を戻すと
まず『スパイ大作戦』だが、
こちらは原題を「Mission: Impossible」。
そう、このタイトルを聞くと
おそらく
トム・クルーズ主演の映画を
思い浮かべる方も多いはず。
ただ、これは、どう考えても
(それ以降のシリーズものを観ても)
タイトル、テーマ曲はそのものながら
まったくの別物のように思うが、
テレビドラマファンはどう見るだろう?
このドラマは人気も高く、
評判もよかったせいか
第7シーズン、171話続いたとある。
さて、その談笑のなかで出たのが
このシリーズを支えた俳優のひとり
リーダー役の
ピーター・グレイブスがいるのだが
私は彼の前、
つまり初代リーダーの印象が強い
と話したのだが、
店主もM.H.も、
それは記憶にない、と言うので
いつもの記憶違いか、と調べてみた。
テレビシリーズ 第1シーズンは
ダン・ブリックスという俳優が
初代リーダーを務めたとある。
確かに
ピーター・グレイブスは
第2から最終の第7シーズンまで
長期にわたってリーダーを務めているから
彼の印象が強いのは当然だろう。
記憶というのは面白い。
同じ番組でも、観た時期や状況によって
ひとぞれぞれで変わってくる。
それから出たのが、
『0011ナポレオン・ソロ』だ。
これは、ほぼ三人とも
記憶は一致していたが、
その後番組で
“女性版”ナポレオン・ソロの話に及んだら
やはり店主もM.H.も、
記憶にない、と。
そこで、こちらも調べてみたら、
ありました。
題名を『0022アンクルの女』。
ナポレオン・ソロと同じ情報機関
「アンクル」に所属する
女性スパイという設定だ。
ただし、
あまり長くは続かなかったところを見ると
面白くなかったのか・・・
私は、毎週観ていた記憶があるのだが。
余談だが、日本のドラマでは「スパイ」もの
というのはピンとこないし、
そんなシチュエーションのドラマを
テレビで観た記憶はない。
ただ、映画で『陸軍中野学校』という、
これは実存した情報機関をベースにした
市川雷蔵主演のものは面白かった。
もちろんフィクションだが、
ある程度、当時の時代背景は
実際の歴史を踏襲している。
これも5~6シリーズ制作されている。
市川雷蔵がよかったのか
妙に、リアルで秀逸な作品だと思うのだが。
しかし、こうしてみると
小さい頃、よくテレビを観ている。
しかも海外ドラマを。
ただ、当時はテレビの急速な普及にも関わらず
テレビドラマのコンテンツが少なかったのだと思う。
従って、海外(特にアメリカ)ドラマに
頼らざるを得なかったのだ。
でも、そのアメリカドラマは
最盛期でもあり、
次々に、ほんとうに
面白い番組を制作していたのだろう。
その辺の事情や
幅広いドラマを観てきた体験からいえば
友人のM.H.にはかなわない(笑)ので、
後は、彼のブログでも覗いて
知識を得た方がより確実で、深い。
よって、本日はここまで。
本日も、ご来店、ありがとうございました。
店主に代わりまして、お礼申し上げます。
明日から天気も良くなるようで、
週末に向けて川越観光の予定をお立てください。
もし雨が降っても、「大正館」は屋根付きです!