あ~あ。 |
つくづく思うのは、
この人生、何をやっても“中途半端”だなぁ
ということ。
そんな風に自分自身を振り返ることが
最近多くなった。
日々の暮らしで、仕事で、ひととの付き合いで、
そして、この生き方さえも、
恥ずかしながら、万事が“中途半端”。
色々なものに手を出すけれど
どれも、これといって身につかず
“中途半端”に投げ出して
目移りばかりで、ひとつとしてものにならず。
あ~あ、とため息つくも
また他のものに目がいくと
ため息をついたことさえ忘れてる。
だから、ひとつのことをコツコツやるひとは
尊敬するし、心底凄いと思うのだけれど
けっして真似はできないな、と即刻諦める。
何が好き?と聞かれると
あれも、これもと挙げてはみるものの
どれもが“中途半端”だから
深く突っ込まれると、タジタジになるか
黙るしかない・・・ほんと、あ~あ、だね。
例えば、あれほど珈琲が好きだ、
と公言しているのに
だからって、珈琲に詳しくもなく
飲み方にこだわるわけでもなく
ただ、目のに注がれた珈琲を飲み干すだけ。
未だに、豆の味もわからず、
その日の気分で選ぶんだから
これじゃ、一生珈琲の味はオンチなままだ。
こんな私に誰がした~♪って歌があったような。
そりゃ、自分でしょ!とひとり突っ込みをいれて
ハイ、ジャンジャン。
最近じゃ、
「大正館」の、あの温厚なマスターでさえも、
カウンターの“中途半端”な僕を見て
それこそ、あ~あ、とあきれ顔。
10月も二日目ですが、
これと言って記すべきこともなく、
いたって“中途半端”で、すみません。
でも、「大正館」の珈琲は
珈琲に詳しい方も、こだわる方も
けっして「あ~あ」などとは言いませんので
ご安心を。
本日も、ご来店ありがとうございました。
マスターに代わり、お礼申し上げます。
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