ジェリー・ルイス |
“スラップスティック・コメディ”
が好きなのは何回も書いているので
今更なのだけれど
またしても、そんな戯言とお断りして・・・。
ある知人が
「こういうの、好きだよね?」と言って
1枚のDVDを差し出した。
それは、ジェリー・ルイス監督・脚本・主演、
1964年製作の『底抜けいいカモ』。
まさに、ご明察!
付き合いが長いと、こちらの嗜好品も熟知している。
すぐさま、有難く頂戴してきた。
ジェリー・ルイス(JerryLewis 1928年~)も
当然好きなコメディアンのひとりだ。
90歳近いと思うが
未だ健在でいることだけでも嬉しい。
DVDのタイトルにあるように
“底抜け”とは、彼の作品の代名詞であり
かなりの本数の“底抜け”シリーズがある。
もちろん原題には、そんなタイトルはついていない。
ただ、個人的にはそのシリーズの
ディーン・マーチンとのコンビものが
一番好きなのだけれどね。
ディーン・マーチンと「底抜けコンビ」を結成したのが
1946年で、約10年間そのコンビは続いた。
コンビを解消後も
ジェリー・ルイス単独で
この“底抜け”シリーズは続く。
背も高く、なかなかの二枚目で
容姿から言ってもすきな部類だ。
そもそも、コメディアンであるからと
〈チビ、デブ、ブス〉である必要もなく
容姿で笑いをとるというのは好きじゃない。
しかし、この彼の初期の、
特にD・マーチンとの“底抜け”シリーズは
DVDになっていない(と思う)のが寂しいし
なぜしないのか疑問だ。
販売に直結しないからというのが大きな理由だろう。
それは理解できるけれど、でも、と思う。
いまの世代(特に購買層)が知らないということで
DVD化されないというのは・・・。
それこそ、オジサンの戯言だけど
もう少し、
過去の作品でも、ひとつの時代や
技術を築いた先達の作品から
もっと学んだ方がいいと思うんだけれどね。
本日も、ご来店ありがとうございました。
マスターに代わり、お礼申し上げます。
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