東京たてもの園 |
天気もよいので、
フラッと公園にでも出かけたくなった。
公園とは言っても
さすがに大のおとながフラッと出かけて行き
なんとなく“秋”の気配などを満喫できるような
そんな公園というのは
そうそうないものだ。
十数年前は、
成増という場所の近くに住んでいたので
練馬区の「光が丘公園」か、
やはり近所だった埼玉県和光市の「和光樹林公園」に
よく出かけては、それこそ季節ごとに
その気配を満喫していた。
ところが、
いまはそれに匹敵するような公園が
家の近くにはない。
そこで、ちょっと電車に乗って、
しかも3、40分以内で
簡単に行ける場所を考えた。
ちょうど、前々から行きたかった公園を思いついた。
それは小金井市にある
「都立小金井公園」だ。
西武線の花小金井駅からバスで5分あまり。
我が家から全行程でも1時間とかからない。
実は、その園内にある
『江戸東京たてもの園』を一度見たかったのだ。
園内は、文字通り、建物が立ち並んでいる。
それも明治、大正、昭和初期の
例えば、「大正館」のような
“看板建築”の店舗や
古い農家などの住居から当時の洋館、
はたまた著名人が住んでいた家など
貴重な建築物がひしめいている。
屋外ばかりでなく、
屋内もひとつひとつ入室できるので
これをじっくり見ていたら
恐らく一日中居ても見切れるかどうか。
帰りはのんびりと公園から歩いたが
20分ほどで花小金井駅に着いた。
久しぶりに
十分“秋”を満喫した一日だった。
もちろん、川越観光でも
十分に“秋”は満喫できるのだけれど、
僕の場合、川越に足を向けると
結局、「大正館」で半日過ごすことになるので
珈琲の味と香りは満喫できても
本日も、ご来店ありがとうございました。
マスターに代わり、お礼申し上げます。
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