人づてに聞いて・・・ |
最近、知り合いが
こんな話をしてきた。
○○(僕)さんって、
川越の出身でしたよね?
実は、先日の休み、
カミさんと一緒に
フラッと川越探索に出かけたンですよ。
でね、ちょっと、イイ店を見つけたンです。
よくよく話を聞けば、
それは紛れもなく「大正館」のことで、
珈琲好きなご夫婦であることを知っていただけに
なんだか妙にうれしかった。
もちろん、
せっかく褒めてもらったのだから、
僕との関係をとやかく言う必要はないと思い、
黙って聞いていた。
そういえば、これは少し前の話だけれど
大正館の姉妹店である
「紅茶館」も
偶然に入ったンだけど、イイ店だったよ、
店長が明るくて、かわいい女性なンだ、
などと、突然言われたことがあった。
この時も黙って聞いていたけれど
なぜか我が事のようにうれしかった。
まったくの第三者から
予期せぬときに、
「良かったよ」、などという評判を聞くと
これは普通に聞かされるより
その何倍ものうれしさがある。
自分のことにしても、
その本人からではなく
第三者から
「おまえのこと、○○さんが褒めてたぞ」
などと聞くと、
些細なことについて褒めてくれたにも関わらず
高い次元での評価を得たたような気分になるものだ。
ただ、これが逆の場合は最悪で
本人以外の第三者から
「おまえのこと、痛烈に批判してたぞ」
などと聞けば、
それが些細なことであっても
この世の終わりかの如く、重く受け止めたりする。
会社に居た頃は、
そういったことの方が多かったような気がする。
そこまで批判するなら、いっそ
直接言ってもらった方が
どんなに気が楽か・・・と。
そして、もっとつらいのが、
そんなことを聞いた後でも、
お互い、何事もなかったように挨拶を交わしたり
一緒に仕事をすることだ。
だいたい大なり小なり、
「組織」という形態で仕事をするなかでは
そんなことは日常茶飯事かもしれない。
どなたでも、一度や二度は経験があるはずだ。
会社を辞める2、3年くらい前から
部署が違う、親しい同僚には
「イイ話は聞かせてくれてもいいが
ワルい話は聞かせないでくれ」
とまじめに頼んでいた。
同じ部署の年下の連中にさえ
「文句なり、一言ものを申したい、と思ったら
直接言ってくれ」などとも話していた。
そんなわずらわしいことで
時間も気持も使いたくなかったのだ。
いまは日常ひとりきり、
つまり個人で仕事をしているせいか
僕に対するワルい話など
人づてにもなにも、一切聞こえてはこない。
その分、イイ話も
これまた同様に聞こえてはこない
(もっとも、褒められる事などしていないが~苦笑)。
ここのところ
あまり天気がよくないようで
なかなか川越探索というわけにもいかないでしょうが、
どうぞ、「大正館」(または「紅茶館」)に
お寄り頂いた際の評価は
後日、どなたか第三者を介してお伝え願いたい。
もちろん、「良い感想」のみに限りますが。
本日も、ご来店、ありがとうございました。
店主に代わりまして、お礼申し上げます。
▼大正浪漫夢通りサイト
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