ほとんどの出来事は偶然から |
毎日のなかの大半の出来事が
「なんとなく」とか
「たまたま」という言い方の
いわゆる“偶然”の産物によって
起きているようなことが多いように思う。
とくに近頃はそんなことばかりで、
意外と一生懸命に考えたり
計画したりしたことは思うようにいかなくて
「ただの思いつき(のようなもの)だよ」
なんて言いながらアクションを起こすと
予想もしなかった成果を上げたりする。
いつも書いているけど、
たまたま覗いた古本屋で
まったく予想もしなかった本に出会ったり、
時間つぶしに初めて入った喫茶店で
何十年と会わなかった旧友と出くわしたりとか。
そんなことなら、誰もがきっと、
「ああ、それならあるよ」って頷いてくれると思う。
ひとによっては、それも“必然”なんだよ、って
言うかもしれないけれど、
僕は〈必〉より〈偶〉の方がなんとなく
わくわくして楽しい気分になる。
もちろん、出会わなければ良かった、とか
こんなことしなきゃなぁ、なんて後悔したりとか
イイ事ばかりじゃないけれど
それこそ、そういうことまで
“必然”なんて言われたら気分が余計に滅入ってしまう。
今日、テレビのニュースで
行方不明だった男の子が何日か振りで保護された、
なんていうのを観た。
多分、この子の親は、
「ああ、あのときああしなきゃ・・・」って
その“偶然”起こした出来事に後悔していたと思う。
でも、こうして見つかったのも、
きっと“偶然”の積み重ねで助かったことだろう。
「なんとなく」と出会った女の子と
「たまたま」付き合い始めたら
結局結婚しちゃった、なんていう例なんて
いくらでもあるんじゃないかな。
そう、当然、その逆のこともね。
だから、近頃はあまり考えずに
その日、その時の気分や思いつきなんていう
結構いい加減な生き方をしているほうが
なんだか人間っぽくていいように思う。
あ、これって、いい加減な自分への
都合のイイ言い訳だったかも・・・(失礼)
最後に(宣伝するつもりはないけれど)
川越散策に訪れて、
“偶然”珈琲が飲みたいな、
なんて気分になり、
“偶然”目の前に当店「大正館」があったら、
迷わず扉を開けて入店してみてください。
“偶然”とはいえ、
間違いなく、幸せな時間に出会えますよ。
本日も、ご来店、ありがとうございました。
店主に代わりまして、お礼申し上げます。
▼大正浪漫夢通りサイト
http://www.koedo.com/index.html