図書館もいいですよ |
前回、このブログを担当した積ン読さんの
「本」の話を読みました。
私も本が好きですが、
家にはほとんど本がありません。
カッコつけた言い方をすると、
近所の「図書館」が私の書棚です。
恐らく、その膨大な数からしたら、
積ン読さんの蔵書をはるかに超えますね(笑)。
私はこれまで数回の引っ越しをしましたが、
引っ越し先の条件として必ず挙げるのは
おいしい珈琲の飲める喫茶店があること、
そして近所に図書館があることです。
そんなこともあってか、
数年前に仕事で図書館について調べたことがあります。
某大学の先生にお願いして
図書館の歴史などについて執筆して頂きました。
世界はもちろん、
日本においても長い歴史があることに驚きました!
それについては、
今回このスペースでは記せませんが・・・。
そんな私が、ここのところ観た
テレビドラマや映画のなかで偶然、
「図書館」が登場してきて、
ちょっと嬉しくなりました。
それも、どれもが興味深く、
一度は訪れたいと思う「図書館」でした。
今年はじめにNHKで放送した
『朗読屋』というテレビドラマがありました。
俳優の吉岡秀隆さんが主演で、
吉岡里帆さんや市原悦子さんが出演していました。
とても静かなドラマでしたが、
その中に登場した24時間開いている「図書館」が
とっても魅力的でした。
観ているときは、
物語のなかのことだろう、と思っていましたが、
あとで調べてみたら、
ドラマの舞台となった場所に実存していて、
びっくりしました。
それは、
山口県萩市にある〈須佐図書館〉です。
24時間いつでも利用できる図書館として、
平成10年に全国初の24時間図書館として開館したそうです。
これは、ぜひ地元にも欲しい「図書館」です。
それから、実はもう前に封切られた映画ですが
今さらながらDVDで観た
河瀬直美監督作品で、女優の樹木希林さんが主演した、
映画『あん』です。
元ハンセン病患者の老女を樹木さんが演じていて
やはり静かな物語ですが、とても重いテーマのわりに
観終わった後にさわやかな気分になる映画でした。
このなかでも、物語とは直接関わりはないですが
ユニークな「図書館」が登場します。
映画のロケ地である東京都東村山市に、
やはり実存する
〈くめがわ電車図書館〉です。
本物の電車の中が図書館になっていて
電車の座席に座りながら本が読めます。
そうそう、これも前のものですが、
岡田准一さん、栄倉奈々さんが出演した
映画『図書館戦争』、
その続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』
で舞台となった山梨県立図書館も
非常に近代的で感動しました。
まさか、これも実存するとは思いませんでした。
ネットで全国の図書館を検索すると
まだまだ色々なスタイルの「図書館」があります。
みなさんのお近くの図書館はどうですか?
これからは、こういう個性的な図書館が増えると
本を読む楽しみが広がりますよね。
ちなみに、私は、いつも川越市立図書館で本を借り、
その帰り道に大正館に寄って
美味しい珈琲を飲みながら
最初のページを繰るのが常です。
さて、珈琲一杯にどんな価値を見いだすかは
あなた次第ですが、
どうぞ、今日も素敵な一杯を!
――本日のブログ担当は、図書館散歩さんでした。
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