ドラマ「やすらぎの郷」から~その2 |
さて、前回の続きです。
女優陣をひとりひとり語っていたら
それだけで半月は続きそうなので・・・
とりあえず、石坂さん、浅丘さんで思い出す
あのドラマのことなどを書いて閉じましょう。
昔テレビで観たドラマで
どうしてももう一度観たいものがいくつかありますが、
その一本に
日本テレビで 1971年1月から3月まで放送された
「2丁目3番地」という番組があります。
石坂さん、浅丘さん、それに森光子さんら
これも豪華な俳優陣でした。
まだ皆さん若かったです。
確か、この番組で石坂さんと浅丘さんが
ご結婚されたはずです。
私は当時中学生でしたが、ドラマ好きな母親と
毎週観ていました。
おとなのドラマでしたが、コメディタッチの
ホームドラマといった感じで
思春期の自分としてはハマるのに十分な
魅力あるドラマでした。
これも脚本は倉本聰さんです。
これは後に知ったことですが、
全13話のうち、いくつかを
向田邦子さん、佐々木守さん 石橋冠さんという
著名な脚本家さんたちが参加しているようです。
いまはもちろん、当時も、石坂さんと浅丘さんは
僕の好きな俳優さんでしたから
ほんとうに楽しみな番組でした。
その後、倉本聰さんの脚本集が出版(1983年)
された折り、真っ先に購入した記憶があります。
読みながら、当時のドラマの映像を思い出し、
なんとなく再放送を観たような気分になりました。
余談ですが、先週でしたか現在放送中の「やすらぎの郷」のなかで
“茄子の呪い揚げ”というのが出てきましたが、
実は、これ、その「2丁目3番地」にも
登場するエピソードなのです。
正直言えば、その場面の記憶はないのですが、
脚本の中にそのやりとりが描かれています。
最終回の、こんな場面でのやりとりです。
平吉(石坂)「何だいったいこれ」
良元(佐野周二)「茄子の呪い揚げってンだ」
平吉「茄子の呪い揚げ !?」
これは、知っている方、気づいた方は
思わずニンマリじゃなかったでしょうか~笑。
倉本さんのドラマには、
時々こうした違うドラマでありながら、
同じようなエピソードが出てきて、
ファンにはたまらない瞬間があります。
さて、本題に戻りますが、
この「2丁目3番地」が放映された翌年、
その続編ということで「3丁目4番地」
というドラマもありました。
続編とはいえ、設定が若干異なるものの
浅丘ルリ子さんや石坂浩二さんらは出演しています。
もっとも、こちらの設定が夫婦ではないので
(実際にはご結婚されていましたが)、
なにかタイトルは似ているものの、
まるで違うものだったせいか、あまり記憶にはありません。
ただ、こちらのテーマ音楽だった
ビリーバンバンの歌う
『さよならをするために』がヒットしたことは
はっきり覚えています。
その年の冬だったか、
浅丘さんと原田芳雄さんが主演したドラマ
「冬物語」に再びハマり、これも毎週欠かさず観ていました。
この話は、また別の機会に・・・。
さらに翌年くらいでしょうか、
映画『男はつらいよ~寅次郎忘れな草』に
マドンナ役で出演した浅丘さん(役名:リリー)は
本当に素敵で、憧れのマドンナでした。
同映画では最多出演(しかも同じ人物設定)したのは
ご承知の通りです。
またしても、書き出すとキリなく出てくるので
このあたりで止めておきましょう。
「やすらぎの郷」は、まだまだ続きます。
なので、また機会がありましたら~
あ、要らない・・・失礼しました。
▼テレビ朝日「やすらぎの郷」サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginosato/
さて、珈琲一杯にどんな価値を見いだすかは
あなた次第ですが、
どうぞ、今日も素敵な一杯を!
――本日のブログ担当は、あの頃きみは若かったさんでした。
▼大正浪漫夢通りサイト
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