サミー・デイビス・Jr. |
またしても、個人的なこと(趣味)であり、
再三ながら『かわいい魔女ジニ―』ネタで
ほんとうに申し訳ない。
今朝放映された話しも
観たかった1本だったので
ついつい触れずにはおけなくなった。
しかし、これもいつもながらのことだが、
内容の詳細は友人の
M.H.のサイトにアップされるだろうから
そちらを見て頂きたい(笑)。
※▼鳥と写真とエトセトラ
http://blogs.yahoo.co.jp/maakun5h
さて、今回観たかったのは
話しの中心であった人物・・・
そう、サミー・デイビス・Jrだ。
あまりにも有名な人物なので、
彼の紹介は省かせていただく。
もっとも、
若い世代の方には馴染みはないと思うが、
あまり若い方は当ブログを
覗いたりしないだろうし(苦笑)。
私が初めて彼を観たのは、
高校生の頃だったか、
某洋酒メーカーのCMだった。
けして二枚目でもなく
誰にコビを売るわけでもなく
むしろアクの強い個性を醸し出していた。
しかし、私は漠然と
「これは好きな類のキャラクターだな」
と感じた。
それから二度目に彼を観たのは
1960年にアメリカで制作された
ルイス・マイルストン監督作品の
『オーシャンと十一人の仲間(Ocean's Eleven)』だ。
もちろん、リアルタイムではなく、
十代の終わりか、二十代の初めに
池袋界隈の安い映画館のスクリーンでだ。
ストーリーの面白さと
ズラッと並んだ
芸達者な登場人物の豪華さと言ったら
それはもう言葉にならない。
余談だが、
これは2001年にリメイクされた
『オーシャンズ11』の原作版だ。
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ビット
アンディ・ガルシアなど
原作同様に豪華な俳優たちが出演したことでも
話題を呼んだ作品だったが、
私が観たかぎり、
どうも、別物として捉えた方が楽しめる。
基本的にリメイクされた作品は
評価が難しい。
これは、また別の機会に語ろう。
私個人の趣味嗜好の問題なので
善し悪しは別に
コメディアンについても述べたが、
1940、50~60年代の
エンターティナーが好きなのだ。
本当に彼(彼女)らは
独自の“芸”を持っている。
ひとを楽しませるための術を全て備える、
ほんものの“ショーマン”であり、
世界に通用する“芸”の持ち主たちなのだ。
そんなエンターティナーを代表する
フランク・シナトラ、
ディーン・マーチン、
そしてサミーディビスjr が
揃って出演している映画なのだから
面白くないわけがない。
蛇足ながら、ちなみにほかに
ビング・クロスビー、
フレッド・アスティア、
ジーン・ケリー
ダニー・ケイ、
ジェリー・ルイス・・・などといった
当時のエンターティナーは未だに大好きなのだ。
これらについては、おいおい話そう。
話が逸れてばかりだが、
いずれにしても
この映画がきっかけで、以降、
私の好きなエンターティナーのひとりになった。
その後は
TVのショー番組などで彼の姿を観てきたが
1990年5月に、64歳という若さで
喉頭ガンのために亡くなってしまった。
そんな彼の元気な姿を
今朝、懐かしいTVドラマで久しぶりに観た。
それだけのことだが、
私には、それ以上のことだったので
敢えて書かせてもらった。
本日も、ご来店、ありがとうございました。
店主に代わりまして、お礼申し上げます。
明日は、少し気持ちも緩む金曜日です。
お酒などをたしなんだ後は、
酔い覚ましに苦い珈琲はいかが?