大きいことはいいことだ~♪ |
つい最近、某紙の文化面で
とても懐かしい顔を見た。
作曲家・指揮者の山本直純氏だ。
某紙にもあったが、愛きょうのある髭面が
なんとも堅苦しいイメージを持つクラシックを
ごく身近なものへと変えた。
そう、彼自身が万人に承知されたのは、あのCMでは・・・
私自身も、
御存命のころはよくマスコミに出ていたので
他に類を見ない、圧倒的な存在感というか
勿論その豊かな才能には魅了されていた。
確かに、クラシックという世界においては
稀有な存在であったろう。
ところが2002年、
急性心不全のため69歳で死去した。
今思えば、かなり若い。
奇しくも、今月18日が命日ときく。
そのタイミングで掲載されたわけではないようだ。
なんでも、亡くなられて10数年経ついま、
あらたにその功績に光が当たりはじめたらしい。
思えば彼のお陰で、私自身も多少クラシック・・・
いや、音楽というものが
生活のなかに存在するようになったと言えなくもない。
もともと、彼は作曲家・指揮者であった
山本直忠氏を父に持ち、ご自身の弟が
パーカッション奏者の直喜氏と
ファゴット奏者の直親氏。
さらに奥さまの正美さんも作曲家、
そして長男が作曲家の純ノ介氏、二男は
チェリストの祐之介氏という、
いわば音楽一家である。
またご友人に世界的指揮者の小澤征爾氏、
そして親友であった同じく指揮者の岩城宏之氏となれば
彼自身“世界の直純”になれた素質は十分にあったはず。
その辺の事情は、ご興味のある方は
ご自身で御調べいただくとして。
私が思い出す限り、彼の功績というか
私のなかに、わずかながら
クラシック的要素を注入してくれた
いくつかの作品を紹介しておきたい。
もっとも、多くの国民が知るところでは
映画『男はつらいよ』の、あのテーマ曲だろうが、
それは省かせてもらおう。まずは懐かしいところから順に。
以上、作曲はすべて山本直純氏による。
そして、なんといっても
この番組の功績は万人が認めるところだろう。
ここに挙げたものなどほんの一部にすぎない。
例えば『ドリフの8時だよ、全員集合!』の音楽など、
私たち庶民の記憶に残る楽曲を多く残している。
本日も、ご来店、ありがとうございました。
店主に代わりまして、お礼申し上げます。
明日はPV撮影を予定しています。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくどうぞ。
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