1920年代へ |
今さらながらの話だが、
当店の屋号である「大正館」は
文字通り“大正”時代をイメージしている。
“大正”は、わずか14~15年間という短い期間であり、
日本の歴史上でも最も短い時代区分だ。
それでも、なぜか、
オーナーであるシマノは無論、
この私でさえ“大正”時代に惹かれる。
とりわけ、文化・芸術や芸能面での発達は目覚ましい。
西暦でいえば、1912~1926年。
それで世界を見渡せば、大正期は
世界も時代の潮流を迎えていた時代に重なる。
精神的、肉体的にも古くさい人間の私は、
「1920年」代と耳目しただけで、
とりあえずは何にでも飛びついてしまう。
今日はちょっと思うところがあって、
書棚からこんな本を引っ張り出してきて
読みふけっていた。
そのせいか、
珈琲の量と妄想の数がやたら多くなったが、
久しぶりに良い時間が過ごせた。
さて、珈琲一杯にどんな価値を見いだすかは
あなた次第ですが、
どうぞ、今日も素敵な一杯を!
――本日のブログ担当は、時代錯誤さんでした。
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